こんにちは😃 宇都宮オリオン通り整骨院です 寒さが身に染みてくつ季節となりました 肩をすくめて歩いてる方を多く見かけます 今回は「肩こり」についてです 🥶 寒さと肩こりの詳細なメカニズム 寒さが肩こりを引き起こすプロセスは、「自律神経」を介した体の防御反応と、 「筋肉の物理的な疲労」という二つの側面から成り立っています 1. 寒さによる血流の低下と老廃物の蓄積 体が寒さを感知すると、体温を一定に保つ仕組みが働きます * 交感神経の優位: 寒冷刺激は交感神経を優位にします →これは体が緊張モードに入ることを意味します * 血管の収縮: 交感神経の働きにより、特に皮膚に近い末梢の血管が収縮し、 血流が制限されます→暖かい血液が体の表面に流れすぎるのを防ぎ、 体幹部の温度を維持するためです * 酸素と栄養の不足: 血管が収縮し血流が悪くなると、肩や首の筋肉に必要な酸素や 「栄養」が届きにくくなります * 老廃物の停滞: 同時に、筋肉の活動によって生じた疲労物質(乳酸などの発痛物質)が 静脈やリンパに乗って排出されず、筋肉組織内に停滞します * 痛みの発生: この老廃物の停滞が神経を刺激し、筋肉が硬くなり、重だるさや痛みと なって現れます→これが肩こりの正体です 2. 「肩をすくめる動作」による持続的な筋肉の緊張 寒さに対する無意識の動作が、物理的に筋肉を疲弊させます。 * 筋肉の緊張: 寒さにさらされると、私たちは無意識に体の表面積を小さくしよう とします その際、首や肩、背中にある僧帽筋(特に上部)や肩甲挙筋といった筋肉が過度 に緊張します * 持続的な負荷: この筋肉の緊張が「肩をすくめる」という動作に繋がります この状態は、筋肉を短く縮めたままキープしている状態であり、非常に 大きな負担がかかります 例えるなら、重い荷物を上げ続けたまま休んでいないのと同じ状態です * 筋肉のポンプ機能低下: 筋肉は伸び縮みすることで血管を押し、血流を促す ポンプのような役割を果たしています しかし、「すくめた状態」で硬く縮んだままになると、このポンプ機能が うまく働かなくなり、さらに血行不良が悪化します * こりの悪循環: 寒さで筋肉が緊張し→肩をすくめて負荷がかかり →血行が悪化し→老廃物が溜まる→さらに筋肉が硬くなる、 という負の悪循環に陥ってしまいます 🔑 解決策:温熱と弛緩 このメカニズムを断ち切るためには、二つの防御反応を打ち消す対策が必要です 1.温熱で血管を拡張する: 首元(特に太い血管が通る箇所)や肩甲骨周りを 温めることで、交感神経の緊張を緩め、収縮した血管を拡張させます これにより、新鮮な血液が供給され、溜まった老廃物の排出が促進されます 2.意識的に力を抜く: 定期的に意識して肩を上下させたり、回したりして、 すくめる動作によって過緊張した筋肉を緩めます これにより、筋肉のポンプ機能が回復し、血行不良の悪循環を断ち切ること ができます このように、寒さから体を守ろうとする正常な反応が、結果的に肩こり という不快な症状を引き起こしているのです 当院では 延長マッサージ:「凝り固まった筋肉」にアプローチします 鍼治療:マッサージでは取りきれない「深部の凝り」をほぐして血流を促進します 半身ストレッチ:肩甲骨を動かすことによって、肩の「可動域」と「血流」を良くします 骨格矯正:寒さで縮こまったせいで「乱れた姿勢」をよくして筋肉の緊張を取ります 気になることがありましたらスタッフにお声がけください! ご予約・お問い合わせはLINEが便利です ご登録お願い致します https://lin.ee/idKwtr4
[ 2025年12月18日 ]






