今回は「自律神経乱れ」についてです
現代において自律神経のバランスを崩す主要な原因の一つとして
「デジタルデバイス」と言うものが考えられています
これは、『ブルーライト』『脳の過剰な情報処理』
『身体的な負担』という3つの要素によって引き起こされます
1. ブルーライトによる体内時計の乱れ
スマートフォンの画面などから発せられる「ブルーライト」は、
太陽光に含まれる光に似た性質を持っています
* メカニズム: 夜間にブルーライトを浴びると、脳は
「まだ昼間だ」と錯覚します
これにより、睡眠を促すホルモンである
メラトニンの分泌が抑制され、体内時計が
乱れてしまいます
* 結果:
* 寝つきが悪くなる
* 睡眠が浅くなり、夜中に目が覚める
* 朝起きても疲れが取れない このような睡眠の質の低下は、
交感神経と副交感神経の切り替えを妨げ、日中の活動にも
悪影響を及ぼします
2. 絶え間ない情報による脳の過剰興奮
SNSの通知音、新着メッセージ、動画コンテンツなど、
デジタルデバイスからは常に新しい情報が送られてきます
* メカニズム: これらの刺激は、脳を常に興奮状態(交感神経優位)
に保ちます
私たちは無意識のうちに「通知が来たらすぐに
確認しなくては」という強迫観念に駆られ、
脳が休まる時間がほとんどありません
これにより、副交感神経が働きにくくなり、
心身ともにリラックスできなくなります
* 結果:
* 集中力が低下し、一つのことに集中できない
* 常にイライラしたり、不安を感じやすくなったりする
* 些細なことで疲労を感じやすくなる
3. 不自然な姿勢による身体的負担
スマートフォンやパソコンを長時間使用する際、多くの人は
不自然な姿勢(猫背や首が前に出る姿勢)になりがちです
* メカニズム: この姿勢は、首や肩の筋肉を常に緊張させ、血流を
悪化させます
首の骨(頸椎)の近くには自律神経の重要な通り道が
あり、圧迫されることで自律神経の働きに悪影響を
与えることがあります
* 結果:
* 慢性的な肩こりや首の痛み
* 眼精疲労、頭痛
* 冷えやしびれ
効果的な対策
これらの悪影響を避けるためには、デジタルデバイスと意識的に
付き合うことが重要です
* 就寝前の利用制限: 寝る1~2時間前にはスマートフォンやPCの
使用を止め、脳を休ませる時間を作ります
* デジタルデトックス: 週末など特定の時間帯に意図的にデバイス
から離れ、脳と体をリセットします
* ブルーライト対策: デバイスのナイトモード機能やブルーライト
カットの眼鏡・フィルムを活用します
* 利用時の姿勢改善: 定期的に休憩をとり、首や肩のストレッチを
行います
* 通知の管理: 不要な通知をオフにし、脳への刺激を減らします
デジタルデバイスは便利ですが、使いすぎると自律神経を乱し、
心身の不調につながることがあります
日々の生活でメリハリをつけ、意識的にリラックスする時間を
作ることが大切です
当院では、
姿勢のせいで崩れた身体のバランスを整えて、首や肩の負担を軽減
させる骨格矯正
首肩の筋肉をほぐし血液の流れを促進する肩甲骨はがし、鍼治療、
EMS治療
眼精疲労の治療として頭の矯正、頭スッキリコース
を行っております
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[ 2025年9月30日 ]