こんにちは😊 宇都宮オリオン通り整骨院です 今回は「捻挫」についてです 捻挫(ねんざ)とは、 手首、指、膝、肘など全身のあらゆる関節で 起こり得ますが、特に足首に多く見られます 足関節の捻挫は日常生活のあらゆる場面で 起こります そのため「軽いケガ」と考えてしまい処置が 悪かった為に後遺症を残すことも少なくありません 捻挫は関節に無理な力が加わり、 関節を構成する骨と骨とをつなぐ靱帯や、 関節を包む関節包(かんせつほう)といった 組織が損傷することです 捻挫を靭帯損傷と言い換えても誤りでない くらいの怪我なのです😨 <原因> 日常生活での転倒や、歩行時のつまずき、 スポーツをしている時のひねる動作、 ジャンプをし着地した時、 選手との接触などによって 起こることがほとんどです 特に足首の捻挫では、足裏が内側に向く 「内反捻挫」が約9割を占め、 外くるぶし周囲の靱帯損傷が多いとされています <症状> 主な症状は、以下の3つです * 痛み: 損傷した部位に痛みが生じます →ひどい場合は、歩行が困難になることもあります * 腫れ: ケガの直後から数時間かけて徐々に 腫れが現れることがあります →内出血を伴い、紫色に変色することもあります 熱っぽさを伴うことも少なくありません * 動かしにくさ: 痛みや腫れのために、関節を 普段通りに動かせなくなります 捻挫の重症度は、靱帯の損傷具合によって以下 の3つのレベルに分類されます * レベル1(軽症): 腫れも痛みも軽く、 一時的に靱帯が伸びている状態です * レベル2(中等症): 靱帯の一部が切れている 状態です * レベル3(重症): 靱帯が完全に切れており (靱帯断裂)、関節が不安定な状態です →この場合、歩くことがほとんどできません 重症の場合は、靱帯だけでなく筋肉や腱が 傷ついたり、靱帯に引っ張られて骨の一部が はがれる剥離骨折を起こしたり、関節軟骨が へこんだりすることもあります 応急処置(RICE/POLICE処置) 捻挫をした直後は、以下の「RICE処置」 または「POLICE処置」を行うことが重要です これにより、症状の悪化を防ぎ、早期回復を 促すことができます * R (Rest / 安静): 患部を動かさないように安静にする →包帯やテーピングなどで固定すると安定し やすくなります * OL (Optimal Loading / 適度な荷重): POLICE処置 で新たに追加された概念 →完全な安静ではなく、痛みのない範囲で軽く 体を動かすことが回復促進に効果的 (例:家の中を短時間歩くなど) * I (Ice / 冷却): 患部を氷や冷水で冷やします 腫れや痛みを抑える効果があります (※直接肌に氷を当てると凍傷のリスクがあるので、 タオルなどで包んで15~20分程度冷やす) * C (Compression / 圧迫): 弾性包帯などで 患部を軽く圧迫し、腫れや内出血を抑える (※強く圧迫しすぎると血流が悪くなるため注意が必要) * E (Elevation / 挙上): 患部を心臓より高い位置に 保ち、腫れや内出血の悪化を防ぎます →クッションや枕などを活用すると楽にできます 治療法と回復期間 捻挫の治療は、損傷の程度によって異なります * 軽症: RICE/POLICE処置を適切に行い、 安静にしていれば、個人差はありますが約2週間で 完治が可能です→早ければ2~3日で痛みが引くことも * 中等症: 靱帯の一部断裂がある場合で、適切な 処置を行えば約2週間で回復が見込まれます →ただし、歩くのが難しいほどの痛みがある場合が多く、 回復には2~4週間かかることもある * 重症: 靱帯が完全に断裂している場合で、 回復には約3週間から6~8週間かかることがあり、 手術が必要となるケースも 最後に捻挫は、一見軽症に見えても、適切な処置を しないと治りが遅くなったり、再発しやすくなります 特に、痛みで歩けない場合や、腫れがひどく関節が グラグラしている場合は、骨折や靱帯断裂の可能性も あるため、自己判断せずに整形外科を受診して下さい 医師の指示に従い、適切なリハビリテーションを 行うことで、再発防止と早期回復を目指しましょう 当院では、 痛みを抑える鍼治療やハイボルテージを使った 電気治療を行い、テーピングで患部を固定をします 痛みが引いてきたら、整体や骨格矯正、筋膜 ストレッチで体のバランスや筋肉の柔軟性を整えましょう 気になることがありましたらスタッフにお声がけください! ご予約・お問い合わせはLINEが便利です ご登録お願い致します https://lin.ee/idKwtr4
[ 2025年6月30日 ]